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2023.08.16
使わなくなったルイヴィトンのバッグをお持ちではないですか?
大きくて普段使いできなし
革が劣化して使えない
想い入れがあって手放せない
そんな時は、自分の欲しいバッグへリメイクするのがいいかもっ!
今回はルイヴィトン スピーディをサックプラ風にリメイクしました。
では、リメイク前の姿を見てみましょう♪♪
こちらのルイヴィトン スピーディです
スピーディにいろんな大きさがございますが少し大きめの物ですね。
ご覧の通り全体的に革の部分が劣化している状態です
このまま修理して使用する場合は張り替えがオススメ。(張り替えの詳細はコチラから→★★★)
今回は形を変えて、使いやすい小さ目ショルダーをご希望でしたので、リメイクさせていただきました。
リメイクをする場合は、まず大きなバッグを分解・解体し、一つの大きな生地にします。
この工程は形を変えるリメイクでは必ず行う工程で、意外に時間がかかる工程の1つでもあります。
慣れない当店スタッフが行うとこのサイズのバッグを解体するのに3時間はかかります。
☝全部でこれだけのパーツに分かれます。
ここから、生地の切り出し、新しく作るパーツの作成等を順に行います。
サックプラ風ですので、作るパーツは
・持ち手
・付け根
・小さな飾りパーツ
・ショルダーベルトをつけるパーツ
・ショルダーベルト
となります。
今回もちょっとだけお見せしますね
コチラは持ち手です
持ち手の中身はこうなってます!!丸みのある持ち手を作成しますので、芯材も丸い紐のようなものを入れて形を作っています
ルイヴィトンのモノグラムの生地も切り出して、持ち手は組み立てを、付け根のパーツもこんな感じで作成していきます。
それぞれパーツが出来たら、今度はバッグを組み立てていきます。
内袋はかわいいレッドで作成しております。
持ち手を縫製していよいよバッグの形が見えてきました~
バッグが形になった所で、ショルダーベルトを付ける金具の位置を打ち合わせさせていただき、取り付けしました。
今回はバッグ内側です。コレはお好みに応じて外側だったり、持ち手の付け根金具に一緒に付けれるようにしたりとアレンジ自由☆
これでバッグ本体の施工は完了です。
では、リメイクの完成品をご覧ください
内袋は可愛いレッドで作成いたしました。モノグラムの生地とも相性抜群ですね。
ベルトは余ったモノグラムの生地を繋いで作成しております。ベルトをヌメ革でお作りすることもできます。
自分好みにカスタマイズできるのも縫製研究所の強み!
小さ目のショルダーにリメイクすることで、より使い勝手がよくなりました。また、革の部分も新しいヌメ革を使用しておりますので、新品のようになりました。
ヌメ革の経年変化を楽しみつつ、永くご使用いただけます。
リメイクのご相談はLINEからお気軽にご連絡ください
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ご相談の際に、リメイク予定のバッグの写真と大きさ、こんな風にしたいです、というイメージ画像や、イメージの大きさなどを送ってください。
リメイクの場合の施工可否判断には、今のバッグと作りたいものの大きさが重要となります。
大きさって難しい……なんてときは、『何を入れたいか』、例えば、スマホと二つ折り財布…や、ペットボトルが入ると嬉しい、などを教えてください。
それをもとに職人がだいたいの大きさを設定させていただきます。
縫製研究所では『スーパーコピー』と呼ばれる製品はお作りいたしません。
近いデザインのあくまで個人でのご使用を目的としたオリジナルの製品となります。
また、ロゴの復元等はいたしませんのでご了承くださいませ。
最近非常に多いリメイクが『小さくしたい』です。
サコッシュなんかも流行ってますね。キャッシュレス化に伴って、スマホとハンカチが入れば十分になってきました。
お客様からも『35年間一緒に旅してきたバッグが再生できて本当に良かった』とお喜びのお言葉をいただきました。
リメイクすることで、また、一緒に旅ができます。旅をするほど、想い出も積み重なって本当に『いいバッグ』へとなりますね。
バッグの内袋の色、持ち手の形、糸の色等、細かな所まで出来る限り対応させていただきます。
今までの想い出と、自分の『好き』が詰まったバッグの完成と、そしてこれからと。
微力ではございますが、そのお力になれる事を心より嬉しく思います。
最後までご覧くださり、ありがとうございます。
最後に、縫製研究所の過去に製作したリメイク品の写真館です♪
気になる物がございましたらLINEからお問い合わせくださいませ。
縫製研究所