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2023.08.25
大切なバッグをいざ使おうとしたら、中がひどくボロボロだったあの衝撃は忘れられません……
そんな時は迷わず縫製研究所までLINE してください!!!
キレイに直ります。
今回はディオールのバッグの内側修理の施工事例のご紹介です。
では施工前の状態を写真で確認!!
こちらのディオールのバッグです
外側は少し色褪せがある程度でなんの問題もないですがバッグを開けると……
合皮が『加水分解』を起こしボロボロになってしまいました。
これでは、バッグを使用することができませんね。
バッグの内側の構造には『内袋』と『内張り』の二種類があります。
このディオールのバッグは『内張り』ですので、張り替えをしていきます。
さてでは、使用できなかったバッグがどうなったかと言うと
みちがえるようにキレイになりました。
張り替えの際にがま口の金具を外す必要があり、多くのがま口は再利用ができませんので、新しいがま口の金具に付け替えております。
張り替えに使用した素材はナイロンのようなパリッとした生地です。
元と同じように合皮を使用すると、また数年後に『加水分解』を起こしボロボロになる可能性がありますので、あえて生地での張り替えをしております。
今回は外側も少し色褪せ等ございましたので、染め直しをさせていただきました
写真では分かりづらい変化ですが、キレイにブラックが入りました。
これで、中も外もリフレッシュしてキレイに!!
また気持ちよくご使用頂けるようになりました。
費用
張り替えとがま口交換で53000円(税別)~となります
※通常、シンプルな構造のものでしたらサイズにもよりますが31000円(税別)~となります
期間
1か月半~2か月
※特殊な素材での張り替えをご希望の場合、上記期間より長くかかることもございます。
お急ぎの場合はご相談くださいませ。
まずは、LINEからご相談ください。
お写真を数枚送っていただけますと、修理可能かどうか、費用はどのくらいになりそうかをご連絡させていただきます。
基本的にご郵送での受け渡しとなります。
またLINEでのやり取りとなりますので、行き違いがないよう、ご不明点はどんなことでもお尋ねいただけると幸いでございます。
どんなに高価でも、どんなに大切にしていても『劣化』はどうしようもありません。
まだまだ使いたいと思えるバッグならば、捨てることも売ることも、できませんよね。
かといって、ずっとしまって取っておくことも、個人的にはもったいないと思います。
そんな時は、是非、修理するという選択肢を持って欲しい
そう思っています。
縫製研究所では、出来る限り元に近い仕様にて修理させていただきます。
革の色、糸の色、中の生地の色など、ご希望をお聞かせください。
ロゴのついた金具などは再利用できません。
また、ロゴの復元もいたしませんのでご了承ください。
皆さまからのご相談をお待ちしております
縫製研究所